【留学カウンセラーになるには?】仕事の裏側とメリット・デメリットを経験者が赤裸々に紹介

海外留学を目指す人や、ワーキングホリデーに行きたい人の夢を一緒に叶える留学カウンセラー。
お世話になった留学カウンセラーさんを見て、自分もなりたい!と思った方も多いのではないでしょうか?

しかし、留学カウンセラーは一般的にはマイナーなお仕事のためあまり情報が出回っていないですよね。

留学カウンセラーってどうやったらなれるの?
具体的な仕事内容は何してるの?
特別な資格や英語力は必要なの?

そんな疑問が頭に浮かんでいるのではないでしょうか。

そこでこの記事ではそんな留学カウンセラーの就職についてのお悩みを、2カ国のワーホリ後にノースキルで留学カウンセラーとして働いた私の観点からお答えしていきます!

具体的には、

・留学カウンセラーのおこなっている仕事内容
・カウンセラーに向いているタイプの紹介
・留学カウンセラーになるには資格が必要?英語力は?
・留学カウンセラーという仕事のメリット・デメリット

の内容を含めてご紹介していきます。

5.6分くらいで読めますし、留学カウンセラーのお仕事への疑問が解消される可能性が高いので、まずはご一読を!

留学カウンセラーの具体的な仕事内容は?

留学カウンセラーはその名の通り、海外留学やワーキングホリデーへ行く手助けをする仕事です。
普段どういう内容の仕事をしているのか、その詳細をご紹介します。

カウンセリング相談

みなさんも見てきた通り、このカウンセリングこそが留学カウンセラーのメインのお仕事です。
お客様のお話を聞きながら、渡航先・学校・住む場所などたくさんのことを決めていきます。
カウンセリングは最低1時間程度はかかり、長いと数時間におよぶこともあります。

最善の留学プランを提案するために頭をフル回転させながら話すのは、想像以上に大変な業務です。

カウンセリング資料の作成

カウンセリングをスムーズに進めるためには、都市選びの参考になる資料やおおよその留学費用を示す資料が必要となります。
学校のパンフレットなどは既成のもので済みますが、お客様ひとりひとりに合った資料をつくる留学カウンセラーも少なくありません。

出発前から留学の細かなイメージを持ってもらうためにも大切な作業です。

学校や航空券の手配

現地の学校への申し込み手続きや、航空券の購入手続きもカウンセラーが担う仕事です。
手続き関係は地味ですが絶対に間違いが許されない作業なので、神経がけっこうすり減ります。

担当案件が増えるほど事務作業も多くなるので、カウンセリングの合間に時間をうまく使いながらこなしていきます。

営業メール・営業電話

留学カウンセラーの職種は営業職です。
現実的な話ですが、多くの契約を取ることで会社に評価され、給料や役職が上がります。

カウンセリングへ来てもらってより多くの契約に繋げるためには、営業メールと営業電話は欠かせません。

留学カウンセラーに向いている人には特徴がある

留学カウンセラーはほぼ全員が、留学もしくはワーホリ経験者です
カウンセリングではこれから留学を目指す人のさまざまな悩みや心境を聞くので、
自分の留学経験を活かして説得力のあるアドバイスができますよね。

ただ、留学やワーホリをしたからといって誰でもカウンセラーに向いているかと言うとそうでもありません。

カウンセラーには向き・不向きが確実にあります。

私の経験から、「この人めちゃくちゃカウンセラーに向いているなぁ!」と思った特徴は以下の通りです。

体育会系

バリバリの営業職である留学カウンセラーは、体育会系の雰囲気ぷんぷんさせてます。
ノルマや目標達成のためにみんなで切磋琢磨し、月末は1本でも契約を増やすために死に物狂いで働きます。

自分に厳しく、熱い気持ちを持っているならぴったりのお仕事ですね!

負けず嫌い

契約数に応じてインセンティブ(報酬)の貰える会社は、周り全員がライバルです。
「みんなで頑張ろう!」じゃなくて「絶対トップになってやる!」とメラメラ燃える人ほどカウンセラーとして結果を出します。

誰かに負けて悔し泣きした経験があるなら向いているかもしれませんよ。

引っ張っていくタイプ

実は、留学相談に来るお客様の8割は、まだ海外へ行くかどうかすら迷っています。
そこを汲み取りつつ、多少の強引さで引っ張ってあげることで留学へ行く決意が固まります。

迷いや悩みのある人を、自信を持って導いていく要素も重要なのです。

逆に、普段から遠慮してたり他人の意見を優先するタイプだと優しすぎて、ちょっと難しいかも…

留学カウンセラーに資格は不要、英語はちょい必要

留学カウンセラーになるのに特別な資格は必要ありません!

もし必要なものがあるとすれば、やる気です!やる気!!
体育会系なんで!!!

私自身、何の資格も持っていませんでしたが、面接ではひたすらやる気アピールと目で本気度を訴えたところ採用されました。

▼留学カウンセラー資格についてくわしく知りたい方へ

また、英語力に関しては必須ではないもののある方が望ましいです。

カウンセラー業務は基本的に日本語ですが、英語を使う機会がちょこちょこあります。
例えば、急ぎの要件で現地学校へ電話やメールで問い合わせしたり、ビザの手続きなどで英語サイトを読んだりします。

こういった英語の業務もあることから、カウンセラーの中には帰国子女やバイリンガルが結構いるんですよ。
そのため、英語スキルが高いとカウンセラーとして採用される確率もおのずと上がります

留学カウンセラーになるメリット

私が実際にカウンセラーとして働いて分かった、仕事のメリットをご紹介します。

メリット①達成感がある

毎月の契約数や年間売り上げなど、カウンセラーは結果が目に見える仕事です。
目標を達成したときは「あー自分頑張った!」と嬉しさがこみ上げます。

また、数か月以上担当してきたお客様を留学へ見送るときも、おおいに達成感を感じる仕事といえます。

メリット②人の役に立てる

仕事を通して多くのお客様を、人生の一大イベントである留学へ送り出します。
留学に行くまでには数えきれないほど相談にのったり、励ましたり、助けてあげたり…

面と向かってお客様と会う分、役に立っている実感の大きい仕事です。

メリット③自分の経験を活かせる

働くなら自分の経験やスキルを活かせる仕事をしたいですよね。
カウンセラーになれば、留学経験や英語スキルを存分に活かせます。

留学カウンセラーになるデメリット

つづいて、デメリットをご紹介します。

デメリット①労働時間が不規則

留学カウンセラーに限らず、旅行業やサービス業などの仕事は労働時間は不規則です。

カウンセリング相談や留学イベントを土日におこなったり、膨大な事務処理で定時を超えることもしばしば。
プライベートと仕事の切り替えに慣れるまで苦労します。

デメリット②毎月の給料が変動する

これはメリットにもなる話ですが、契約数によるインセンティブ報酬で給料が上下します。
たくさん契約をとれた月とそうでない月では、数万円以上の差が出ることも珍しくありません。

留学カウンセラーの求人を探すコツ

留学カウンセラーの募集は、他の企業と同じように求人情報サイトに載っています
「留学カウンセラー」「留学コーディネーター」「留学エージェント」などのキーワードから探してみてください。

また、求人を見つけるのにもうひとつおすすめの方法があります。
それは留学エージェント会社の公式HPの採用欄を、直接確認することです。

「自分が働きたい土地名」&「留学エージェント」と調べると、エージェント会社はたくさん出てきます。
求人情報サイトには掲載されていなくても、公式HPで募集をおこなっている企業は多いですよ!

まとめ

今回は、留学カウンセラーの具体的な仕事内容や、カウンセラーになりたい方の疑問についてまとめました。

・留学カウンセラーの仕事内容は営業、事務と幅広い
・カウンセラーになるのに資格は不要、英語力はあれば有利
・仕事に向いているのは引っ張っていけるタイプ&負けず嫌いな体育会系

留学やワーキングホリデーに行かなければ知ることがなかったであろう、留学カウンセラーという仕事。

特別な資格やスキルがなくても、気持ちがあれば誰でも挑戦できる熱いお仕事です!

 

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